容姿・経歴・その他メモ

元FH所属の実験体。孤児。名は単に番号から取られたもの。
十年程前、FH日本支部長時代の"プランナー" 都築京香の研究の過程でオーヴァードとして覚醒。
当時は未だ存在を秘匿されていたウロボロスシンドロームを純粋種として発現させたことで都築京香の眼に止まり、その手許で様々な実験計画に参加する。
実験の多くは人命軽視も甚だしい非人道的な内容が多分に含まれていたのだが、それでも献身的過ぎる程に尽くしてきた。
また、その一環として多くの"プラン"に子飼いのエージェントとして参加し、数多くのオーヴァードを屠っている。
都築京香のFH離脱後も彼女に付き従うことを選び、現在はゼノスの武力要員として活動している。
FH時代からの《代行者(エンフォーサー)》のコードネームは、彼の行動が常に主人の命に沿ったものであることを示す。

彼がどれだけ身を削ろうと《ウロボロスの消滅》という主人のプランには何ら変わりはない。
都築京香に尽くすことは、必ず自らの死に辿り着く。そのことを彼は正しく理解しているが、そのことを一顧だにしていない。
非道な仕打ちを受けることも、血で己の手を染めることも、主人の姿が変わったことも、彼女の胸の裡を何一つ計り知れないことも、全て些事である。
都築京香が都築京香であるならば、それ以外に何が必要だろうか？

初めて出会ったその時から、彼は恋をしているのだ。
死にたい程に。その為ならば命だって惜しくない程に。それ以外の価値を、何一つ自分に認めていないかの如く。

貴女の為に死にたい。
それだけが、彼の衝動(憧憬)だった。

一人称：俺／自分（目上向け）

基本的に無表情。線が細く見えるが割と筋肉質。
己の影を、質量を持つ伸縮自在の怪物(武器)として具現化させる戦闘スタイルを取る。

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