概要

赤坂探偵事務所に働く2年目の従業員。幼い頃からオーヴァードとして生きて来たが能力はあまり高くなく、オカルトがまつわらない案件の成功率は低い。代わりにオカルト案件であれば100％を誇る。勤務態度自体は真面目。

特異点(シンギュラリティ)というレネゲイドウィルスにより異常確率を吸い寄せる体質がある。結衣はオカルト──オリジンレジェンドを持つRBを吸い寄せる体質を持つ。結衣はこの体質により幼少の頃より良からぬRBに頻繁に襲われており、その症状を見た誰かが怪異症候群と名付けた。死ぬまで治ることのない病の名だ。
一方でこの体質は敵だけを運んでくるわけではなく、妖刀や呪物といった類のものが結衣の手元に転がり込んでくることもある。無論これらも結衣を害さないわけではないがそれでも結衣に敵と戦う力を与えてくれている。

対人の基本は敬語。しかし飄々とした受け答えをする。結衣の中にある琴線に触れた時、異様な頑固さを発揮する。
戦いでは一切容赦をせず、楽しそうな笑みすら浮かべる。しかし長く続く戦いの生活に辟易もしている。

経歴

幸せな家庭だったと結衣は記憶している。父と母とそして弟。裕福ではなかったと思うけれど、でも貧乏では決してなかった。けれどそれはたった一夜で奪われた。ただ、結衣にオーヴァードへの覚醒だけを齎して。
結衣以外の家族は無残な姿で殺されて、そして生き残った少女は血塗られた刀を一振り握りしめ家族を殺した何かを殺したと証言している。家族の死のショックで少女の気が触れたという見方がなされ、少女の親戚達は引き取りを拒否。UGNがこの事件にレネゲイドの関与を疑い始めた頃には結衣は独り、自身の体質と戦う決意をし、世界のどこかへと消えた。

その後は各地を転々としながら敵と戦いながら呪物を収集。神城グループの目に留まることになる。自身の体質に対する何らかの答えを得られるか──と協力の打診に応じしばらくの間在籍していたが、得たものには乏しかった。コードネームとなる怪異症候群と言う名と、結衣のレネゲイド能力に応じた装備であるガントランク程度のものだった。
神城グループを去った後にはある事件の中で赤坂ヨウコと邂逅。事件解決後に自身の半生を語ると、彼女の探偵事務所に雇い入れて貰えることとなる。
しかしまともな学歴がない結衣はこの事務所の業務に毎日苦労している。

戦闘スタイル

アステリズムは普段両手首・足首に装着したホルスターに収納していて戦闘時は魔眼で操作し取り出す
妖刀2本と長剣は背中に背負ったゴルフケースから取り出す

セッション履歴