容姿・経歴・その他メモ

UGN評議会直下特殊部隊"リンクス"のひとり。
使い捨て兵士として生まれた実験体。成長を早められているため年齢不相応に身体は発達している。
人工生命体に近い存在ではあるが、ほぼ完全な人間と同じ知能を持ち、自ら考え悩み行動ができる。
しかし生産時に不要な感情を廃したため感情が半分欠落しており、喜怒哀楽のうち怒・哀以外の感情が希薄。
唯一FHに仕込まれた怒・哀以外の感情として、人体や建物などを破壊する時に激しい喜びを覚えるようになった。
情緒面もほぼ発達しておらず、年齢を考慮に入れても非常に不安定。すべてを灰に還す、凍りつかせるまで戦おうとする。

名前も便宜上のもので、失敗すること前提で生み出されたため、型番すらも適当につけられている。
本来はパスワード用の自動生成で作られた文字列をそのまま入れたという。
疎まれ、不安定さから破棄されるところをのちのリンクスのリーダーとなる少女に拾われた。

当初は燃料(ディーゼル)と呼ばれていたが、それをもじった名前を『家族』からを与えられ、この名前を大事に思っている。
『家族』に深く依存しており、その面々に対してのみ甘えたがりな一面を見せるが『家族』以外に心を開くことはなく、情緒不安定で突如激昂したり泣き出したりする。
一人で生きていけるほど強くもなく、『家族』が自分を裏切るようなら躊躇なく心中を図ろうと考えている破綻者。

食事や服飾など、人間らしい趣味を持たない。食事はほぼエネルギーになる以外のものを食べてさせられていなかったので味覚もあまり発達していない。
服はリンクス部隊が創設されたとき、哀れに思ったUGNから支給されたものをずっと着ている。


自分と最初に組んだ友人は姉妹のように思い、彼女と一緒の初仕事で盗んだ1枚のトランプのカードを宝物としていまだに持っている。
彼女のためにリンクスのナンバーをひとつ開けておくようお願いしたが、その彼女の豹変を見てその気持ちが裏返り激烈な殺意に変わりかけている。

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