容姿・経歴・その他メモ

チャラついた雰囲気の青年。髪は染めており、地毛は普通に黒色。
幼い頃に事故で両親を亡くした後に母方の祖父に引き取られ、彼の元で育てられる。
祖父は明治時代から続く剣術道場の師範代であり、その道では有名な人物だった。
無口で厳格だったが愛情深く、善自身も親のように思い接していたものの、ある日FHエージェント“マスターブレイド”の襲撃を受け、祖父は殺され自身も致命傷を負う。
しかし、その際に抱いた強い“怒り”を契機にオーヴァードへと覚醒。強者として成長し、死合えることを期待した“マスターブレイド”は善を殺さず、本来の目的であった遺産―――祖父の所持していた無銘の一刀と共に、生き長らえることとなった。
師範代が殺害されたことで道場は閉鎖され、身寄りを亡くした善はUGNチルドレンとして数年間能力訓練に勤しみ、仇敵たる“マスターブレイド”に自らの手で復讐するべく、フリーランスのオーヴァードとして活動している。


【誠凛一刀流】
明治維新の時代、倒幕派の志士として活動した剣客が開祖とされている剣術。
感覚を刃に例え、研ぎ澄まされた精神を以て一意専心目標へ取り組むことを理念とする。
剣術としては居合道を主体にした、一刀にて斬り伏せる正確性を重きにおいた実践的なもの。
善はこれを対オーヴァード戦に通用するよう独自にアレンジし、斬り付けた際にシンドローム起因の細かな粒子を強烈な風圧と共に噴射し、より効果的に敵の肉体を切断・破壊できるようにしている。
光を反射した粒子が煌めき、風と共に切り裂く刃。それが“閃風”の名の由来である。

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