容姿・経歴・その他メモ

レネゲイドビーイング（オリジン：レジェンド）の女性。西欧系の顔立ちにつややかなウェービーロングの金髪、碧眼。幼児のような拙いスペイン語を喋り、日本語はほぼ理解できない。いわゆる人魚であり、下半身は脚ではなく魚の尾部となっている。

本来のパーソナリティーは《マレーヤ・ハボン》というオーヴァードの人間であった。学園島の創成期に来訪したランカスター財団のメンバーの1人、スペイン人。
しかし人魚の肉《クプラ》を食したことにより、自ら次代のクプラとなってしまっている。

・不老不死
寿命を持たず、老いることがない。衝動のリセットの効果により、無限にリザレクトできる（してしまう）。
《食される》ことによってのみ死ぬ。
なお彼女のリザレクトはHP0になった直後には発動せず、次ラウンドのセットアップ時に発動する。

・水中適応
水中でも空中と変わらずに肺呼吸を行え、水深1000m程度なら平気で素潜りでき、闇を見通せる。水中にてすべての移動速度+10m。ただし地上では戦闘移動速度が0m、全力移動速度が5mになる。

・衝動のリセット（泡沫の心）
衝動を持っているが、侵蝕率が100%を超えたシーン中（シーン終了時、戦闘終了時、もしくはHPが0になった瞬間）に侵蝕率が強制的に初期値に戻る。これにより基本的に死ぬこともジャーム化することもないが、衝動リセットの前後で記憶に矛盾が発生するなど、特異な精神構造ゆえに人間社会で暮らすことはきわめて難しい（精神病院案件）。
クプラの側から他者にロイスを持つことはできるが、タイタス化するかわりに消滅するため昇華ができず、衝動リセット時にDロイス以外はすべて消滅する。
クプラ自身はこの能力の存在を認識できない。

・感染性
クプラを《食した》者は、前のクプラが消滅した後、徐々に（約1ヶ月で）次のクプラへと変貌していく。下半身が魚化し、水中に適応するのみならず、衝動とシンドロームも上書きされていき、記憶も失う。元のシンドロームのうち1つが《転生者》の対象として引き継がれる。
《食す》とは文字通りの意味以外にも、単に「この存在を己に取り入れる」という強い意志をもって【社交】以外の能力値を用いた攻撃手段でHPを0にすることで成し遂げられる。このときクプラは泡となって消え去る。
クプラ自身はこの能力の存在をおぼろげに認識している。無為な不死の運命から解放されることへの羨望と、新たな被害者を生んでしまうことへの罪悪感の板挟みになり、葛藤している。

・恍惚のワーディング（泡沫の恋）
クプラは常時ワーディングを展開しており、彼女を目にした非オーヴァードはその姿に見とれてしまう。しかし視界から外れてワーディングが解けると、人魚を目撃したという記憶は極めておぼろげなものとなってしまう。彼女を撮影した写真にもこのワーディング効果が付随する。
オーヴァードであれば、普通とは違うワーディングであることがすぐにわかる。オーヴァードでも、会話を交わす以上の交流を取らなかった場合にはすぐに人魚の記憶が曖昧になる。

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