容姿・経歴・その他メモ

銀髪の少年。数え年15歳だが、その身体の成長は10歳時点で止まっている。

10歳のとき、車両事故に遭遇した（本シナリオの事故とは別件だが状況はとても似ている…と檀は思っている）。
両親は檀の目の前で即死、彼自身も重傷を負う。常人なら間違いなく死ぬか一生寝たきり…という大怪我を、なぜか彼は切り抜ける。その時を境に髪はつややかな銀色になり、成長は止まり、そしてオーヴァードとして覚醒する。親戚の縁からUGNに引き取られ、第2の人生を始めることとなった。
ある程度成長してからオーヴァード化したため、チルドレンではなくエージェント扱いである。“ヘルメス”と名乗るエージェントを師父として研鑽を積むが、それは厳しい日々であった。

怪我の後遺症により、身体能力は同年代と比しても著しく劣る。だがピュアノイマンの才覚はそれを補って余りあり、必死の鍛錬の甲斐もあってすぐに頭角を表していく。これまでの活動内容は後詰めが中心だったが、FHとの複数回に渡る交戦から、FHが5年前の自身の事故に関与しているという確信を抱く（真実かどうかはわからないが、彼の『天才の勘』はそうであると決めつけて憚らない）。

そこに今回のバス転覆事故である。檀は自ら調査任務を買って出た。
たとえEXレネゲイドのような物騒なアイテムのテスティングを押し付けられたとしても、自分はこの事件を追う義務があるのだ。

ちなみに、なぜか《春日恭二》という名前を覚えられず、発音しようとすると必ず間違える。自らの中にあるトラウマに起因するものと分析しているが、それ以上の詳細は自分でもまったくわからない。

「僕は天才。ゆえに僕がこのチームの司令塔だ。当然皆僕を守ってくれる…よね？」
「銃を扱うなんて造作もないこと。今日までで1572日も訓練したんだ。僕は天才な上に努力家なんだよ」
「僕から死の匂いがする？　当然だよ、毎日お線香を焚いているからね。僕は常に死と隣り合わせで『生きている』」

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